AJAC展と画家組合

32年前に現代美術のユートピアを目指して40人の侍が東京都美術館に結集し、展覧会を開催しました。「画家組合」と名称し1人1人が個展をするつもりで広い壁面を有し、人も作品も類似したものなど皆無で孤高の戦士ばかりでした。
そして上下関係のない平等主義です。展示も50音順を毎年繰上げて誰もが第1室に、いつか飾られます。この精神は、32年経った今もAJACの基本的な理念として脈々と流れています。
「画家組合」何と味わいのある名称でしょう。通称「AJAC展」で展覧会を開催していますが、東京都美術館への登録名称は数年前まで「画家組合」でした。海外の作家も多数出品するようになり、登録名も「AJAC」とした時は少し心残りもありました。
「画家組合」を英語に訳すと「Artist’Co-operation」です。そして頭にAll Nations&Japanをつけ、それぞれの頭文字を拾ってつけたのが「AJAC」(アジャック)なのです。

AJAC代表 田中 允